絶対音感の訓練は本当に頭を良くするのか?
絶対音感の訓練は本当に頭を良くするのか?
気になるところですよね。
絶対音感の訓練は、音楽の能力だけでなく、知能全般に良い影響を与える可能性が、多くの研究や教育現場で指摘されています。
ただし、「頭が良くなる」という表現には様々な側面がありますが、特に脳の発達や認知能力の向上に役立つと考えられています。
難しい説明は後回しにして、当教室で絶対音感訓練をした生徒さんです。
当時1年生(こんなに小さかったんだな〜)
現在中学3年生、受験も差し迫ってきている時期ですが、レッスンを通常通り通っているのはもちろんのこと、10月の発表会ではソロを3曲、
・風の精
・黒鍵のエチュード
・テンペスト を仕上げました!
現在中間試験週間の真っ最中。
その後はブルグミュラーコンクールファイナル。
そんな彼女ですが、成績は中1から全教科オール5✨
そして5の中の内訳のA/B/C評価も、オールAなんです!😳
素晴らしい! 素晴らしすぎる!!👏
では小難しい説明です🤓
ご興味のある方は読んでくださいね!
1. 脳の発達と活性化
• 左右の脳のバランス良い刺激
音を聞き分けるトレーニングは、音の情報処理に関わる右脳と、論理や言語に関わる左脳の両方を刺激し、脳全体の相互関係を良くすると言われています。
• 左脳の発達
特定の研究では、絶対音感を持つ人は左脳がより発達するという報告もあります。左脳は言語理解や数学的な能力に関与している部分です。
2. 特定の認知能力の向上
• 集中力と記憶力
音の微妙な違いを聞き分ける練習は、「耳を澄ます力」を育て、集中力を高めます。また、曲を覚えたり、音を正確に記憶したりする訓練を通じて、記憶力の向上も期待されます。
• 情報処理能力
絶対音感は、音を瞬時に識別し、正確に情報として処理する能力であり、これが情報処理能力全般の向上に繋がる可能性があります。
3. 言語能力・外国語学習への影響
• 音韻認識の向上
音の違いを聞き取る作業は、語学学習における発音の違いを聞き取る作業と共通していると考えられています。絶対音感を持つ人は、言語の音韻認識が高く、外国語の発音や習得において有利になる傾向が示唆されています。
4. IQ(知能指数)との関連
• 一部の報告では、幼少期に絶対音感のトレーニングを受けた子どものIQが平均より高くなるという研究結果も示されています。これは、聴覚の発達により多くの情報をインプットできるようになることや、脳が刺激されることによる知能向上の間接的な効果と考えられています。
【重要なポイント】
• 絶対音感は、脳が大きく発達する幼児期(特に6歳頃まで)に訓練を開始することで、身につきやすいとされています。
• 絶対音感の訓練が、すべての知能指数を上げるというよりは、脳の特定の領域を発達させ、それが結果として認知機能全般の向上に寄与する、という側面が強いと考えられています。
絶対音感の訓練は、音楽的な才能だけでなく、お子さまの学習の土台となる集中力、記憶力、言語能力などを育む可能性を秘めています。
体験レッスンは3,000円です。
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